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商業施設のプロパティマネジメント [不動産流動化の課題]

不動産流動化に伴って、ショッピングセンターの所有と運営の機能分化が進みつつある。
日常的な商業施設内の運営全般の業務執行を行う機能をプロパティマネジメントであるが、英語を直訳するとPropertyは財産、資産、所有物、不動産という意味であり、実際の商業施設運営管理というソフト的な意味合いからすると程遠い表現である。

■商業施設プロパティマネジメントの業務体系の例

1.営業マネジメント
   ① テナント運営管理業務
   ② リーシング企画
2.販売促進マネジメント

3.ファシリティマネジメント
  ① 資産価値維持業務
  ② 施設管理運営業務
4.キャッシュマネジメント
  ① 経理業務
  ② レポーティング業務


■商業施設を運営管理するマインド


商業施設の運営を行うにあたって最も大切なことは、対象の商業施設をいかに繁栄させ維持していくかの永続的なテーマを追求することにある。
PM会社のマネージャークラスの方で、熱心にこの課題と取り組み成果をあげつつある商業施設がある。
商業施設と取り巻く環境は変化している。そのためには昨日より今日、今日より明日と少しづつでも成長と環境変化に適応させていかなければならない。
商業施設と地域への情熱マインドが基本ベースにあることが必要であり、事務的に業務をこなすだけでは実現できないのである。


■アセットマネージャー

不動産流動化の商業施設はオーナー代行としてアセットマネージャーが存在する。
アセットマネージャーは、オーナーが所有する商業施設の価値を高めることを目的するが、商業施設特有の経営管理という面で認識不足であるアセットマネージャーが多く存在していることも事実である。
プロパテイマネージャーとアセットマネージャーの問題点については、別途に記載したい。

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