SSブログ

ショッピングセンターのポイントカードの功罪 1 [ショッピングセンター販売促進活用]

ショッピングセンターに導入されているポイントカードは、顧客の来店リピート率の向上(顧客囲い込み)と買い回り分析による、テナント構成に役立てるという目的で発行されている。

はたして、ポイントカードの効果はどうなのであろうか。

ポイントカードのシステムは
端末と、それを管理するサーバーから構成されている。
また、個人情報を取り扱うためセキュリティについても強固なものとする必要がある。
システム導入には、それなりの初期費用投資が必要となる。

運用費については、ポイントによる割引売上分の負担と会員管理のための人件費がかかり決して安価にできるものではない。

費用のかかるポイントシステムについて、目的とする顧客囲い込みと買い物動機の創出という点で4点の問題がある。


1)100円ごと1ポイントが加算されて、500ポイントが貯まったら500円の買い物券と交換され、顧客の買い物動機を高めることができるか。

2)近くのSCがポイントカードを発行しているから同じポイントカードを導入するということは競合するSCのサービスを打ち消すことであり、同質的競争に陥るだけである。

3)顧客情報の利用という面では、本来的な買い回り分析による具体的な利用が可能か。

4)テナント独自で行われているポイントとの関わりは

などである。

次回のレポートで上記の4点について私見を記載したい。


nice!(1) 
共通テーマ:仕事

nice! 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。