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クラウドコンピューティングとショッピングセンター [情報システム]

最近クラウドコンピューティングという言葉が多くなった。


インターネットが当たり前の時代にはいり、インターネット回線を通じて様々なユーティリティソフトを利用する仕組みである。

今までは、社内サーバーやPCにソフトをインストールして使っていたのをインターネットを通じてソフト提供会社のサーバーにあるソフトを利用するものである。


■クラウドコンピューティングの概念


Saasともいう
対象システムは様々である。
CRM、グループウェア、電子メール、アプリケーションソフトなどで幅は広く多様で決まったものではない。

このSaasを提供する事業者をASP(アプリケーションサービスブロバイダー)という。

ショッピングセンターを支える業務も、多種多様でありひとつの街を形成しているのがショッピングセンターである。
多種類のシステムを抱えるには、コストがかかるが、Saasのシステムを利用することは初期投資を抑制できる。

昔ながらのシステムを購入し、サーバーを設置していくような考え方は、開発コスト・ハードウェアコスト・ネットワークコストなどで過剰投資となりやすく、運用後も本来の業務の効率化ではなく、システムのための業務になりかねない。
また、昨今のCO2対策、環境面にも配慮すべきである。

■クラウド利用によるメリット


今後は安価で多種多様なSaas(ASP)を利用しすることによって初期投資を抑制することができる。
投資はショッピングセンターのフロント周り(賑わい、楽しさ)に投資をしていくべきである。

数億円というシステム投資を行うショッピングセンターがあるが時代錯誤であり、本来のショッピングセンターのIT化の方向性とは程遠い。

投資対象を売上拡大→テナント経営の安定化→地域住民への貢献に意識すべきである。

システムに初期投資として数億円をかける時代は既に過ぎ去ったのである。

ショッピングセンターシステムの総合ASPである。
SCWare テナント管理システムWebSCマネジメントシステムはSaas型である。


■クラウド ASPサービスと ハウジングサービスの違い


クラウドコンピューティングとはハードウェアが主体ではなくインターネットを通じてソフトウェアを利用することであり、システムの内容のことである。

クラウドコンピューティングは初期投資、ランニングコストが低く提供される。
その理由は、大型コンピュータをデータセンターに設置した共用利用が原則だからユーザーにコスト還元ができるからである。

ユーザに対して専用機をデーターセンターに設置して、専用利用する方式は純粋な意味ではクラウドコンピューティングとは言わず、ハウジングサービスになる。
初期コスト、ランニングコストも直接的にかかってくる。


これからの時代は、ノウハウが価値を生む時代であり、ノウハウをソフトウェアとしてインターネットで提供できる時代であることから、決してメーカーだけがクラウドコンピューティングを行うことではないことを付け加えたい。


http://www.sccube.co.jp/


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