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テナント入替えとリニューアル計画について [SCの運営管理]

テナント売上の低迷による、賃料の減免要求が多く見られるが、売上を伸ばしているテナントもあるのである。
経済環境の変動により、顧客の購買行動も大きく変わりつつあり商業施設内のMDや顧客導線を変えていく必要がある。


■空き区画の発生があった場合の対応

空き区画とは

① 既存テナントの退店
② 既存テナントの賃貸面積の縮小

空き区画発生の対応は

新たなテナントを導入するか、既存テナントの拡張を行うかどちらかである。
しかし、テナントからの退店や面積の縮小要望があってから、対応するのでは遅すぎるのである。

テナントの営業状況を常に観察し把握しておくことによる事前察知をしておくこと。
経済環境と地域環境の変化に対応した、新たなテナントに対してアンテナを張っておくことが必要である。

■テナント入替えの成果

下記の6項目であるがすべてが成果物となるわけではなく、数項目の関連性と組み合わせでショッピングセンターの価値向上を目的とすることが必要である。

①売上増大化

②賃料収入増大化

③テナントの鮮度向上

④MD・ターゲットの方向修正

⑤売り場の環境改善

⑥他のテナントへの波及効果・活性化



■リニューアルについて

リニューアルはショッピングセンターを全面的に行うだけではなく、常に新しい商業施設であり、少しづつ変化していくショッピングセンターが理想である。

リニューアル種類

・部分的な不具合を直すための部分リニューアル

・フロア単位などでテナントを入替えるリニューアル

・キーテナントと連動したリニューアル

・建物設備に大がかりな手を入れるリニューアル

いかに、上手にリニューアルをしていくかが運営管理の最大の課題でもある。


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