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ショッピングセンター 売上管理の自動化 [情報システム]

ショッピングセンター(商業施設)の売上管理業務で、最も手間と時間を費やしている作業は
テナントから回収する売上報告に添付されている精算ジャーナルの目視チェックである。


■ 売上管理業務の課題

従来、テナントごとに、違う精算ジャーナルの客数、総売り上げ、控除、純売上、現金在高などのジャーナルに印字されている位置を人が記憶して、テナントが別途に報告記入又はクレジット端末より入力している金額と同じかを目視照合していた。

この業務は特殊な精算ジャーナルになると項目の足し算、引き算があり、ある意味では熟練工的な業務になっている。

このような業務を自動化したシステムは
売上報告に添付提出する精算ジャーナルをOCR読み込みし、必要な部分をデータ化するものである。
読み込む精度はかなり高い。

売上報告.jpg

スキャナー.jpg


仕組みは

テナントが持ち込むそれぞれのレジの精算ジャーナルの読み込む位置を予め設定しておくことにより、テナントごとに違うジャーナルをOCRで読み込むものである。
ジャーナルの形態は、長いものであれば二つ折りし裏側も読み込む、PCレジのA4用紙でも対応する。

ジャーナルは写真のように、指定されたフォーマットにはさみこんで、写真のOCR装置にセットする、
OCR装置には、50枚程度セットが可能、それ以上の場合には大型のOCR装置もある。

■ メリット

1.売上報告の目視照合を、自動化し、従来の熟練が必要な作業がなくなり、慣れていなくても作業ができること。
2.売上の入力ミスがなくなること。
3.クレジット端末にテナントが売上報告入力をする必要がないこと。
システム化したことによる効率性と費用対効果は絶大なものと推察される。

以上、従来の目視作業がシステム化されることは地味ではあるが、大きな改革であり前進であると言っても過言ではない。
この製品はSCキューブのSCWAREテナント管理システムに連携する。

このシステムの問合せ先は
SCキューブ 03-5363-6930 まで
又は問合せフォームでご連絡ください。

https://sccube.sakura.ne.jp/contact/


http://www.sccube.co.jp/

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