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テナント契約における売上預かり精算の功罪 [売上管理]

商業施設の出店契約において、重要な点は賃料と諸経費の精算方法である。
単純に、固定家賃と諸経費を月末に〆て請求書を発行して翌月の月末に振り込む方法であれば特に精算方法は問題にならない。

商業施設において、出店するのは小売業・飲食業・サービス業であり、出店先において確保できる売上と採算性が重視されことから、売上預かり精算方式が導入される。

■売上預かり方式のメリット

1.デベロッパーのメリットとして、賃料・諸経費請求の事前確保
2.テナント側のメリットとして、売上現金の安全管理

■デメリットとされている事項について

1.売上現金管理の手間がかかるとして導入をしないケースがある。
2.現在では、売上金回収の代理回収があり、入金機から口座入金まで安全に対応されている。
3.コスト面でも、入金機と回収作業を含めて最近ではコストも下がってきている。

上記のメリットとデメリットのバランスの問題を考慮すると、売上預かり方式を利用したほうが、テナントサービスの面と、賃料請求の確保という面で売上預かりのメリットは大きい。

また、SCwareテナント管理システムでは入金機からの入金データの取込を行うので事務作業の手間もかからないのである。


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